レコード制作

2022年アメリカでは、アナログレコードの販売枚数が4100万枚とCDの売上枚数3300万枚を上回りました。
サブスク全盛時代において、若い人たちが全く新しい文化としてアナログレコードと触れ合っています。
特にZ世代(1990年以降生まれ)にその傾向が強いと言われています。

日本でもこの傾向は加速するでしょう。この事は、音楽を聴くことが単に聴ければ良いという利便性の時代から、
どのような体験として聴くかという音楽に自分の価値の意味を求める時代になっているのかもしれません。
そう考えると、アナログレコードは新たな時代が求めている最先端のメディアなのかもしれません。
アナログレコードの圧倒的な存在感をあなたも体感して下さい。

レコードプレス レコードプレーヤー

アナログ・レコードプレスとは

最も古い音楽メディアとして、100年以上の歴史がある媒体です。塩化ビニールの両面に、溝を刻み針がトレースすることにより、針が振動し微弱な電気を発する性質を利用して音楽再生をする記録メディアです。
近年では、そのアナログの音とジャケットの存在感が若い方達を中心に幅広く好まれています。

レコードの記録方式

EP (Extend Playing) LP (Long Playing)が記録方式があり、回転数とサイズにより、再生できる時間が下記のように異なります。

LP盤: 直径30cm   33回転  片面18 〜20分
EP盤: 直径17cm    45回転  片面7分以内

レコードの種類は4種類

1)7インチ(17cm)  一般的にシングル盤・EP盤と呼ばれるのはこのフォーマットです)

2)10インチ(25cm)

3)12インチ通常盤(30cm)  重量120g 一般的にアルバム盤・ LP盤と呼ばれています 。

4)12インチ重量盤(30cm)  重量180g (通常盤より、音質面で優れています。)一般的にアルバム盤・ LP盤と呼ばれています 。

 

レコードならではのバリエーション

  1. カラーレコード 全22色(透明7色)
  2. ピクチャーレコード
  3. 音の再現性にこだわった重量盤180g (12inch)

パック料金の種類

シングルパック

1)7inchレコード封入用紙袋、フロントカードをPP袋にセット。

E式ジャケットパック(E式ジャケットに入れてPP袋にセット)

2)7inch通常盤
3)10inch通常盤
4)12inch 通常盤
5)12inch重量盤

全部で5種類のパック料金になります。

※CD等のパックとの違いは送料別途になっているところです。 マスタリング、デザインなども別途承ります。

※レコードプレスの料金表につきまして、急激な円安でレートの変動激しく、原材料のニッケルやパウンドの高騰もあり製造することは可能でございますが、パック料金としての提示ができない状態になっております。
現在は個別に仕様をお聞きしてお見積書を提出させて頂いております。 よろしくお願いします。

カッティング工程について

カッティング工程

  1. マスタリング済音源ご支給
  2. カッティング
  3. ラッカーマスター生成

プレス&アッセンブリ工程

  1. プレス工場
  2. メタルマスター・スタンパー
  3. テストプレス盤発送
  4. テストプレス盤承認
  5. レーベル印刷・プレス量産
  6. パッケージング(ジャケットセットアップ)
  7. 納品

※カッティング工程はカッティング及びラッカーマスター作成のみとなります。
レコード用にマスタリングからをご希望の場合は、別途予算となりますが、手配致しますのでご相談ください。

マスター音源について

マスタリング済音源 WAVファイル

ハイレゾ音源の場合: 24bit、32bit /48kHz、96kHz、192kHz CD-DA用マスター(PMCD、DDP)

※その他1/4アナログテープ、ハーフインチアナログテープ、DAT等の場合はお問合せ下さい。

12inch (30cm)の仕様

33回転 (33 1/3 RPM)片面20分まで

アルバムリリースはこのフォーマットがメインとされLP盤と呼ばれています。

45回転 (45 RPM)片面11分まで

DJプレイ用に12インチシングル(マキシシングル)として採用されることが多いフォーマットです。