CD制作

音楽CDを作るにあたり、レコーディングから、マスター作成、マスタリング、盤面やジャケットのアートワーク、印刷、プレス、パッケージングと様々な工程を経て、私たちが手にするCDが出来上がります。

当社では、完全なマスター音源と、デザインデータをご支給頂くことにより、格安かつ短納期でCDをお届けする各種パック商品のラインナップを取り揃えています。

お客様の制作したい内容やご予算にあったご提案をさせて頂きますので是非ご相談ください。

CDを作るには、CDプレスとCD-Rコピーの2方式があります。

CDを多量にプレスする成型機

CDプレス成型機

『CDプレス』のメリット

  • 100枚以上の大量生産をするのに適しています。
  • データ面が皮膜で保護されているため傷が付きにくく経年劣化にも耐えられます。
  • 全国流通できる商品は、原則プレス製品のみが対象です。
  • ご希望のご利用料金や納期により、国内プレスと海外プレスをお選びいただけます。
  • 様々なケースやパッケージと合わせて豊富な商品が作成出来ます。
  • 盤面印刷は、シルク印刷かオフセット印刷となります。
短納期、小ロットのCD制作に適しています。

CD-Rコピー機

『CD-Rコピー』のメリット

  • 100枚未満の少ロットの生産に適しています。
  • 配布用のサンプル盤などに適しています。
  • データ面が皮膜で保護されていない為、プレス品に比べ傷が付きやすく経年劣化しやすいです。
  • 上記理由により全国流通させる商品には、適しません。
  • 盤面印刷は、インクジェット印刷となります。その為使用環境によりインクの滲み、色落ちなどが発生することがあります。

CDプレスには、原産地の違いにより国内プレスと海外プレスがあります。

国内DVDプレスと海外DVDプレスの品質にはほとんど違いはありません。

大きく違うのは海外DVDプレス場合、税関により原産地表記を義務付けられている事です。
*原産国表記についての詳細は【こちら】  ※生産国についてはお申し込みの際に一度お問合せください。

国内プレスのメリット

  • 商品化して継続的な販売を考えている方。
    海外製品が多く日本へ入っているとはいえ、エンドユーザーはMade in Japanに安心感があります。
    追加で商品を作る場合に、早く安くできるため余計な在庫を持つことがありませんので、スペースや廃棄などの問題も解消できます。
  • 制作日程に余裕がない方。
    現在では海外生産と国内生産では、ほぼ変わらない日程で生産ができますが、海外生産の場合、通関で検査対象となると予定より1日程度遅れる場合があります。
    絶対に納期を守らないといけない場合などは、国内生産することをお勧めいたします。
  • 大量枚数を発注する場合。
    3000枚以上を作る場合、ほぼ海外生産と変わりない金額で作ることができます(パッケージ内容によっても変わります)
    もっと多い枚数を作る場合は、弊社もメーカーと交渉して、できる限りお安い価格を提供させて頂いております。

海外プレスのメリット

  • 国内生産より一般的に安く製造することができます。(為替変動により逆のこともあり得ます。)
  • ︎物流の発達によって、ほぼ国内生産と変わらない日程で納品することが可能です。
    また、国内が大型連休などで納期がかかる場合でも、海外工場では、その期間を稼働日として計算することができますので、スムーズな納品が可能です。

格安なパック商品ラインナップ

ジュエルケース印刷パック

厚さ10mmのプラケースで、市販の音楽CDに使われている最も一般的なケースです。
フロントジャケット/バックインレイ/帯(キャップ)が含まれます。
オプションとして、投込み(トレカやステッカーなど)をセットすることもできます。

ジュエルケース印刷パック国内料金
ジュエルケース印刷パック海外料金

スリムケース印刷パック

厚さが5mm と一番薄いプラケースで、配布用CDやサンプルCDなどに使われることが多いです。
スリムケースには、バックインレイや帯はつけられません。
その為、CD盤面を裏から見えるように逆セットにするのが一般的です。

 

スリムケース印刷パック国内料金
スリムケース印刷パック海外料金

マキシケース印刷パック

厚さが7mmとジュエルケースより薄く、一般的にはシングルCDとして使われています。
帯がついておりますが、バックインレイは入れられません。
歌詞カードや譜面などの投げ込み印刷物も封入できます。
CD盤面を裏から見えるように逆セットにするのが一般的です。

マキシケース印刷パック国内料金
マキシケース印刷パック海外料金

デジトレイ印刷パック

厚紙で作られたパッケージに、プラスチックのトレイを貼り合わせたジャケットです。
2つ折りと3つ折りタイプがあり、歌詞カードなどの投げ込み印刷物も封入することができます。紙ジャケットとプラケースの掛け合わせで、トレイの数や位置も選ぶことが出来ます。

デジトレイ印刷パック国内料金
デジトレイ印刷パック海外料金

紙ジャケット印刷パック シングル

紙製のケースです。A式はアナログジャケットのCDサイズで、国内製造となります。E式は基本的に海外製造となります。それぞれの規格で紙厚や組み立て方法、サイズ等が異なります。シングルはポケットが一つのみのシンプルな構造です。

紙ジャケット印刷パック シングル国内料金
紙ジャケット印刷パック シングル海外料金

紙ジャケット印刷パック ダブル

紙製のケースです。A式はアナログジャケットのCDサイズで、国内製造となります。E式は基本的に海外製造となります。それぞれの規格で紙厚や組み立て方法、サイズ等が異なります。ダブルは見開きになっており、ポケットの数を選ぶことが出来ます。

紙ジャケット印刷パック ダブル国内料金
紙ジャケット印刷パック ダブル海外料金

不織布パック

CDサイズの不織布にセットしたパックです。
不織布仕様には、片面不織布(片面ビニール)、ティアテープ付き不織布(裏面のり有/無)、窓付き紙ケースがあります。

不織布パック国内料金
不織布パック海外料金

バルク(ディスクのみ)

ケース無しのディスクのみで納品する形態です。

バルク(ディスクのみ)国内料金
バルク(ディスクのみ)海外料金

CDプレスについて

CDプレスとは、市販品と同じ高品質な仕上がりのCDを大量生産することが出来る製造方法です。
プレスされたCDは、CD-Rに比べ品質が安定しており、量産されたどのディスクも同じ品質で仕上がります。
再生機器との互換性や、ディスク自体の耐久性が高いので、流通や大量生産にはプレスがおすすめです。

スタンパーを一度作れば何度でも同じものを作ることが出来るので、リピートなどの増産にも適しています。

CDプレス製造方法

  1. スタンパー:マスターディスクから、金型となるスタンパーを作成します。
  2. プレス:スタンパーを押し当て、プラスチック製のCD盤を成形します。
  3. 印刷:CD盤面にデザインを印刷します。
  4. 検査:再生やデータの読み込みが問題なければ、出荷されます。

CDプレスのメリット/デメリット

メリット

・高品質:CD-Rよりも高品質な仕上がり
・大量生産:安定した品質のディスクを大量生産できる
・耐久性:耐久性が高く経年劣化がほとんど無い

デメリット

・コスト:CD-Rに比べて費用がかかる(※一部例外あり)
・ロット生産:数十枚などの小ロットでの生産には適さない
・納期:CD-Rに比べて製作に時間を要する