プレスとコピーの違いを知ろう

増産する方法にはプレスとコピーの2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
状況や目的に合わせて、プレスかコピーかを選択しましょう。

プレスとコピーの違いは?

CD/DVD/Blu-rayプレスとCD/DVD/Blu-rayコピーは製造方法が違うため、それぞれ品質も異なります。
簡単にいうと、プレスは市販品と同じで大量生産向け、コピーは小ロット向けです。
プレス成型機

プレス成型機

CD/DVD/Blu-rayプレスとは

マスターとなるデータからスタンパーと呼ばれる金型を作成して、ディスク自体の生成から行います。

ディスクにデータが直接刻印されるため、高品質で耐久性があり、市販品のほとんどはプレス品です。

盤面の印刷方法は、オフセット印刷、シルク印刷をお選びいただけます。

一度スタンパーを作れば同じ品質のディスクを大量に製造することが出来ますので、大量生産に適しています。

Rコピー(ダビング)機

Rコピー(ダビング)機

CD/DVD/Blu-rayコピーとは

データが記録されたCD-Rから、ブランクのCD-Rにデータを書き込むことで複製していきます。

盤面の印刷方法は家庭用と同じく、インクジェット印刷のため、経年劣化によりインクが滲むことがあります。
その為、黒地に白文字など「濃色の背景に薄色の文字」のデザインは、背景に文字が沈んで消えてしまいますので、細かい文字やデザインは「薄色の背景に濃色の文字」がお勧めです。

100枚未満の小ロットでも安易に製造することができ、費用を抑えることが出来ます。

プレス コピー
品質 互換性、印刷の再現性、耐久性、全て高品質。流通されている市販品は主にプレス品が使用される。 配布用や家庭用としては問題ないが、耐久性や経年劣化等の観点から、流通販売には適さない。
料金 品質が高い分、小ロットではコピーより高くつくが、大量生産の場合はコピーと変わらない。 大量生産には適さないが、小ロットではプレスよりもかなり費用を抑えることが出来る。
納期 8〜15営業日(ケース等の仕様や時期による) 5〜10営業日(ケース等の仕様や時期による)