用語解説
CD/DVD/Blu-rayを作る上では、様々な用語が使われています。
メディアに関する用語やデザインに関する用語など、一覧で解説しています。
DDPファイル
DDP(Disc DescriptionProtocol)記録媒体に依存しないファイル・フォーマット。
DDP は光ディスクを製造するために必要な音声,映像,マルチ・メディア,ISRC やPQ
情報などの各要素が定義可能。記録媒体に映像,マルチ・メディア,ウェブ・
リンクなどの素材の挿入も可能。
CDやDVDのプレスマスターとして利用出来ます。
CD-R(Disc At Once TYPE)
CD-Rへの書き込み方法の一つで、ディスク一度にまとめてデータを書き込む方法。
後から追加書き込みは出来ません。プレスマスターとして使用することが出来ます。
CD-R(Track At Once TYPE)
CD-Rへの書き込み方法の一つで、トラックという単位でデータを書き込む方法。一度書き込みを行った後に追記ができる方式。 プレスマスターとしては使用で来ません。
DVD-R(For General/For Authoring)
DVD-R for Authoring と DVD-R for General はどちらも DVD-R の再生に対応した DVD プレーヤーやDVD-ROM ドライブで同じように正しく再生出来ます。
プレス用のマスターとしてもご利用頂けます。
Pre Mastering CD
音楽などで、音質・音量・その他編集作業などを終了して、プレス用のマスターとして作られたCD。弊社でマスタリングをした場合には、Pre Mastering CDとして工場に納入されます。
見本プルーフ
CDやDVDのレーベル面に実際印刷した見本のこと。
色味が気になる方はご利用ください。
CMYK
CMYKは色の表現法の一つで、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4種から成る。CMYKは シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)とキープレート(Key Plate)から頭文字1字を取ったもの。
ジャケット印刷やレーベルオフセット印刷の場合に使われる印刷方法の一つ。
RGB
RGBは色の表現法の一つで、赤 (Red)、緑 (Green)、青 (Blue) の三つの原色を混ぜて色を再現する方法。
ブラウン管(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)、デジタルカメラなどで画像再現に使われている。印刷には適していない色の表現方法です。
DIC
DIC株式会社(DIC Corporation)が出しているインクのシリーズ。
主に国内(海外)プレスでレーベルシルク印刷などのときに使用します。
オフセット印刷方式
オフセット印刷は、インキを版からブランケットを介して印刷用紙に印刷する方法。
ここでは、シルク印刷と比較してCMYKの4色を使ってカラー印刷する等意味で使われています。
シルク印刷方式
印刷方式の分類では孔版式印刷法と言われ、布の網目を利用して版の穴からインキを通して転写する印刷方式です。
ここでは、オフセット印刷と比較してレーベル印刷をする場合の色指定として使われています。
解像度
解像度とは、1インチ当たりいくつのピクセル(ドット)が入るかという密度になります。
ここでは、印刷をするために必要な解像度として利用されています。
簡易校正
文字通り簡易の校正で、安価ですが本番の印刷とは色味が違ってくる場合があります。
どちらかというと色校正というより文字校正を前提として取ることをお進めします。
本紙校正
本紙校正(ほんしこうせい)、製版後に実際に印刷に使う紙を使って校正紙を出すこと
色の出方が気になる場合にご利用ください。
アウトライン
イラストレーターなどで文字を書き、アウトライン化することにより、テキストではなく画像として認識されるため、フォントが無くても文字化けすることが無くなる。
断裁面より余白3mm/塗りたし
ジャケットなどのデザインで、実際の仕上がりサイズより、背景を3mm大きく取ることにデザインをします。仕上がりサイズのガイドラインからトンボまでの約3mm塗り足します。
トンボ
印刷物を作成する際に、仕上がりサイズに断裁するための位置や、版下の天地・左右の中央と四隅などに付ける目印。
弊社で用意しているテンプレートを使うとトンボが付いていて、それに合わせてデザインする事によりサイズなどを気にすることがないようになっています。
ラスタライズ
点と線や文字と画像などからなるイメージデータを、色つきの点(ドット)の集合であるラスタイメージに変換すること。
Photoshopなどでテキストを入力した場合に、ラスタライズしないとフォントが無いときなど認識されません。
レイヤー
画像をセル画のように重ねて使うことができる機能のこと。
オーバープリント
オーバープリントは製版指定の一種で、具体的には「他の版に対して色を乗せる」指定です。正しく利用しないと画面では見えるが、実際の印刷では出なかったなどのトラブルが有りますので気をつけましょう。
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