音源マスター制作について

CDをPlatinumDISCでプレスする際は、工場で受け入れ可能なマスターでご支給いただく必要があります。
マスターの形式によっては工場での受け入れが出来ず、再支給いただくことになり、納期にも影響する恐れがありますので、
下記をご参照いただき、正しいマスター形式でご用意いただけますようお願いいたします。

CDの種類及び収録時間

CDの種類については、音楽CD(CD-DA)、データCD(CD-ROM)、CDエクストラ(CD-EX)などあり 音楽CD(CD-DA)は78分34秒、 データCD(CD-ROM)及びCDエクストラ(CD-EX)は音と映像(画像)などを合わせて690MBがメーカー保証基準となっております。

マスターを作る

マスターを自分で作る場合は、ミックスダウン後の音源(wavなどのデジタル音源)を書き込みソフトに取り込むことで製作が可能です。
書き込みソフトでは曲順の並べ替え、曲間の秒数設定が出来ますが、細かな音質調整やエフェクト処理などは出来ません。
ソフトは無料のものと有料のものがあり、有料のものは編集できる内容が豊富ですが、
もともとPC内にある音楽再生ソフト「iTunes」「Windows Media Player」でも作成可能です。

*マスターCDの詳しい作り方はこちら

CDマスター形式

CD-DA(音楽CD)の場合

・CD-R(すでにaudio形式になっているディスク、プロテクトがついているものは不可)
・DDP CD-R(プラントダイレクト)※メールでのデータ送付可
・ISOファイル(海外プレス工場のみ可)

    CD-ROM(データCD)の場合

    CD-ROMはレプリカ(単純複製)によって製造いたします。
    最終的な製品ディスクとしたいものをそのままCD-Rにして
    郵送にてご支給下さい。

    ※スタンパー製造工程での読み取りエラーを防ぐため、同一内容のものを2枚(正・副)ご用意ください。

    注意点

    CD-Rに書き込む際に、「Track at Once」(トラック アット ワンス)で書き込むとCDプレス用のマスターにはなりません。
    書き込むソフトによって設定方法が異なりますので、ご注意ください。

    ・Disc at Once:一度書き込みを行うと、追記して書き込みを行うことをできなくします。
    ・Track at Once:追記ができる書き込み方法です。

    焼き付けるメディアについて

    ・「RW」と記載のあるものはNGとなります。
    →CD-RWはデータを書き換えられるメディアとなりますのでご注意ください。

    下記の場合は別途マスタリングが必要となりますのでご注意ください。

    ・〈.wav〉〈.mp3〉などの音源データ
    ・ファイナライズされていないCD-R、カセットテープ等

    マスタリングについて

    マスターを入稿するにあたって

    ・基本的にマスターは返却しておりませんので、コピーマスターを必ずお取りください。

    ・運送上の事故で破損、紛失してしまう可能性もございます。
    メインマスターはお客様の元で保管の上、複製したマスターをご提出ください。

    ・マスターディスクの盤面には、お客様名/タイトル/品番を油性マジックなどでご記入ください。

    ・ご支給頂いたマスターは、基本的に簡単な再生確認しか致しません。(弊社でマスタリングがある場合を除く)
    エラーがでない限りそのまま作業を開始いたしますので、ご支給前に必ずCDプレイヤーで確認をしてください。
    パソコンのみの確認ですとマスターとして使用できないことがございます。