映像マスター制作について

DVDとBlu-rayをPlatinumDISCでプレスする際は、工場で受け入れ可能なマスターでご支給いただく必要があります。
マスターの形式によっては工場での受け入れが出来ず、再支給いただくことになり、納期にも影響する恐れがありますので、
下記をご参照いただき、正しいマスター形式でご用意いただけますようお願いいたします。

DVDの種類及び収録時間

DVDには、DVD-5(片面一層)とDVD-9(片面二層)があり、それぞれ収録できる容量が異なります。

収録時間最大で、DVD-5で133分(データ容量4.7GB)、DVD-9で242分(データ容量8.5GB)の映像が収録できますが、
画質や音質等の圧縮を避ける場合は、DVD-5で90分、DVD-9で180分以内が、メーカー推奨分数となります。

  • 片面一層(DVD-5/DVD-R)…133分 (推奨:90分)
  • 片面二層(DVD-9/DVD-R DL)…242分(推奨:180分)

DVDマスター形式

DVD-Video(映像DVD)の場合

・DVD-R(すでにVideo形式になっているディスク、プロテクトがついているものは不可)
・DDP DVD-R(プラントダイレクト)※メールでのデータ送付可
・ISOファイル(海外プレス工場のみ可)

DVD-ROM(データDVD)の場合

DVD-ROMはレプリカ(単純複製)によって製造いたします。
最終的な製品ディスクとしたいものをそのままDVD-RやDVD-R DLにしてご支給下さい。

※スタンパー製造工程での読み取りエラーを防ぐため、同一内容のものを2枚(正・副)ご用意ください。

焼き付けるメディアについて

・「RW」と記載のあるものはNGとなります。
→DVD-RWはデータを書き換えられるメディアとなりますのでご注意ください。

・著作保護機能CPRMと記載のあるメディアもマスターとして受け入れできません。

・DVD+R DLの場合は、「−マイナス」ではなく「+プラス」のDVD+R DLメディアをご選択ください。

Blu-rayマスター形式

BD-Videoの場合

・CMFファイル(BDCMFまたはSONYCMF format(バーション1.01以上対応可能))
(工場によって異なりますのでご相談ください。)

※BD-Rはプレスマスターとして使用できません。
(コピーの場合は受入可)

BD-ROMの場合

BD-ROMはレプリカ(単純複製)によって製造いたします。
最終的な製品ディスクとしたいものをそのままBD-RやBD-R DLにしてご支給下さい。

※スタンパー製造工程での読み取りエラーを防ぐため、同一内容のものを2枚(正・副)ご用意ください。

下記の場合は別途オーサリングが必要となりますのでご注意ください。

・〈.mov〉〈.mp4〉などの映像データ
・ファイナライズされていないDVD-R、VHSなどのテープ等

オーサリングについて

マスターを入稿するにあたって

・基本的にマスターは返却しておりませんので、コピーマスターを必ずお取りください。

・運送上の事故で破損、紛失してしまう可能性もございます。
メインマスターはお客様の元で保管の上、複製したマスターをご提出ください。

・マスターディスクの盤面には、お客様名/タイトル/品番を油性マジックなどでご記入ください。

・ご支給頂いたマスターは、基本的に簡単な再生確認しか致しません。(弊社でオーサリングがある場合を除く)
エラーがでない限りそのまま作業を開始いたしますので、ご支給前に必ずDVD/Blu-rayプレイヤーで全編チェックをしてください。
パソコンのみの確認ですとマスターとして使用できないことがございます。