その他の表記を知ろう

CD/DVD/Blu-rayを作成するにあたって、様々なロゴマークや表記の仕方があります。
自分の作品に必要な表記は何か、まずはそれぞれの意味を理解しましょう。

ディスクロゴ

レーベル面にはディスクロゴの表記が必須となります。
テンプレートにCD/DVD/Blu-rayそれぞれのロゴをご用意しておりますので、
それぞれの仕様に合ったディスクロゴを配置してください。

【音楽CD】
音楽や音声が収録されたオーディオCD
【CD-ROM】
PDFや画像等のファイルが格納されたデータCD
【CD-EXTRA/Enhanced CD】
オーディオプレイヤーで音楽の再生、PCで画像等のデータを見ることが出来るCD
【DVD-Video】
映像が収録された一般的なDVD
【DVD-ROM】
PDFや画像等のファイルが格納されたデータDVD
【Blu-ray Disc】
映像が収録された一般的なBlu-ray

それぞれの表記について

CDやDVDの細かな表記にはそれぞれに意味があります。
全ての表記が必須ではありませんので、画像はあくまで一例としてご参照ください。

【CDの場合の一例】

 

【DVDの場合の一例】

 

①ディスクロゴ CD/DVD/Blu-rayそれぞれのロゴマーク。
②レーベルロゴ レーベル(または企業)が所有するロゴマーク。
③発売年月日 CDの新譜発売年月日 ※上記画像で記載している「25.01.01」は2025年1月1日という意味になります。
④品番(作品No.) 商品管理用の番号。任意のアルファベット大文字+数字で構成される。*品番について
⑤録音関係事項 消費者の誤解・誤認を防止するために表示する録音に関する記載事項。
⑥Pマーク&Cマーク Pマーク:オーディオCDに関するレコード製作者の原盤権。
Cマーク:万国著作権条約の規定に基づく条約上の保護を受けるための表記。
⑦製造年とⓅ&Ⓒの権利者 CDの製造年と、上記のⓅマーク&Ⓒマークの権利者名。
⑧原産国表記 CD本体が製造された国名を表記。海外プレスの場合は必須表記となります。*原産国表記について
⑨販売価格 CDを販売するときの定価表記。流通する場合は必須表記で、税込表記が義務付けられています。
⑩無断賃貸・複製禁止表示 レコード会社及び関係権利者の権利擁護のため、貸与権、複製権及び送信可能化権に基づき、違法な賃貸・複製・送信可能化行為を禁止する表示。
⑪バーコード(JANコード) 流通/販売の際にPOSレジを通す際に必要なコード。流通する場合は必須表記となります。
JANコードの取得にはGS1への事業者登録が必要ですが、弊社では代行取得も賜ります。
*JANコード代行取得料金:¥1,000-(税抜)

【DVDの表記】

⑫カラー/モノクロ表記 映像自体の色を示す表記。「COLOR(カラー)」もしくは「MONOCHROME(モノクロ)」
⑬動画コーデック DVD-Videoの標準はMPEG-2。弊社でオーサリングした場合もその通りとなります。
⑭コピーガード(プロテクト) コピーガードやコピープロテクトを設定している場合は、この表記を入れることが出来る。
⑮レンタル禁止 販売(もしくは配布)のみの取り扱いで、レンタルは行わない場合の表記。
⑯映像分数 DVDに収録されている映像の総分数。DVDの一層式/二層式を表記する場合もある。
⑰アスペクト比 映像の縦横比を表す表示。稀に4:3の映像もあるが、現代の映像は16:9が基本。

【その他の表記】

JASRACマーク
日本音楽著作権協会のマークと、著作権許諾番号の表記(使用許諾申請を行った場合は必須となります)。

JASRAC(日本音楽著作権協会)に登録されている楽曲を使用(カバー含む)した場合、JASRACに許諾申請を行う必要があります。申請が完了し料金を支払うと、JASRACより「許諾番号」が交付されますので、JASRACマークとともにCDのレーベル面とジャケットに記載する必要があります。

Xマーク レコード会社がCDの貸与権に基づき、レンタル禁止を示す場合の表記です。
(X)○年○月○日←この日付までレンタルを禁止するという意味になります。
※CDの貸与権についてはこちら
再マーク CDの再販制度(再販売価格維持制度)に基づき、定価を示す場合の表記です。
(再)○年○月○日←この日付まで再販売価格維持制度が適用されるという意味になります。
※再販制度(再販売価格維持制度)についてはこちら
Lマーク、Yマーク 原盤制作地の表記で、L:国内原盤、Y:外国原盤 となります。