音楽CDの再販制度について

再販制度（再販売価格維持制度）というものをご存知でしょうか？

実際に販売する会社は、メーカーが定めた価格（いわゆる定価）で販売しなければなりません。

再販制度によって、CDやDVDなどは全国同一価格で、安定的にファンの皆さんのもとに供給されています。

 

実はこの制度、世間ではさまざまな観点から賛否両論あるようです。

 

賛成意見
・文化的価値の高い作品の保護と普及に寄与する。
・制作側が安定した収益を得られる。
　（と言われているらしいが、仕入れ値を値引きしない限りあまり関係ないような気もする）

反対意見
・価格競争が抑制されるため、消費者が高い価格を支払わざるを得ない。
・市場の自由競争を阻害する可能性がある。

 

確かに、見方によって良いようにも悪いようにも捉えることが出来ますが、問題はここからです。

デジタル音楽配信やインターネット上での販売は、プラットフォーム側が価格帯を決めて販売をしています。
その為、メーカー側が定めた価格という概念が薄く、再販制度が成り立っていないのが現状です。

追っていく必要があるのではないかと思っています。

 

 

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