オフセット印刷とシルク印刷

公開日
2024年4月19日

CDやDVDのディスク盤面には【オフセット印刷】と【シルク印刷】2種類の印刷方法があります。

「聞いたことはあるけどよく分かってない…」「何が違うの?」など、
お客様からよくご質問をいただくので、今回は盤面印刷の違いについてご説明します♪

 

オフセット印刷

オフセット印刷では通常、CMYKの4色刷りで色を表現します。
CMYKとは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの、色を作り出す基本の4色のことです。
これらの色を組み合わせて、さまざまな色合いやトーンを表現することができるので、
ほとんどのデザインはそのまま印刷することができます。

 

*オフセット印刷に適したデザイン

・人物や風景など写真を使用したデザイン
・使用している色の数が多いデザイン
・グラデーションを活かしたデザイン

 

シルク印刷

シルク印刷では通常、単色のインクで一色ずつ印刷していきます。
インクを番号で指定して印刷するので、印刷環境による差が出にくく、
はっきりとした濃い色のベタ塗りなども、色ムラなく表現することができます。

 

*シルク印刷に適したデザイン

・広い面積をベタ塗りで表現するデザイン
・使用している色の数が2色以内のデザイン
・コーポレートロゴなど色指定があるデザイン

 

また、オフセット印刷では4色のインクを重ねて表現するため、
細い文字などは下記の画像のように、わずかにグラデーションのようなものが見られることがあります。
そのため、くっきりとしたロゴなどのデザインにはシルク印刷が向いています。

この画像では分かりやすくするために大きくずらしています。

 

まとめ

オフセット印刷とシルク印刷、印刷の方法や色の表現方法が違うので、

それぞれの特性を活かした盤面デザインを意識してみてはいかがでしょうか?

見せたいイメージやデザインに合った印刷方法もご案内させていただきますので、

迷われている方はぜひお気軽にご相談くださいね♪

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